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iPhone 日記アプリのおすすめ|2026年版・正直比較

2026年版・iPhone 日記アプリのおすすめを徹底比較。Apple Journal、Day One、OwnJournalなど、ウィジェット・iCloud・プライバシー・Apple Watch視点で正直にレビューします。

iPhone 日記アプリのおすすめ|2026年版・正直比較

iPhoneにはApple Journalが標準で入り、App Storeにも日記アプリが豊富にあります。Apple IDの二要素認証と端末パスコードを設定した環境では、Apple JournalのiCloud上のデータもエンドツーエンド暗号化の対象です。

むしろ難しいのは、アプリを見つけることではありません。最初から入っている十分に良いアプリと、もっと多くのことができる有料アプリ、その間で迷ってしまうことです。

無料で始めるなら Apple Journal、書き心地なら Day One、保存先を自分で選びたいなら OwnJournal。この3つを軸に、暗号化の初期設定、気分記録、書き出しのお題、OSをまたいだ同期のどれを重視するかで、残りの選択肢が決まります。

この記事は、あくまでiPhoneに絞った比較です。「どのOSでも使えます」という汎用リストではなく、iPhoneをiPhoneたらしめている要素──ロック画面とホーム画面のウィジェット、Apple Watch、ShortcutsとSiri、iCloud同期、そして端末内で動くApple純正のJournaling Suggestions──を、各アプリがどう活かしているかをひとつずつ確認しました。

くわしく見ていきましょう。

結論だけ先に

  • 🍏 無料・標準搭載で選ぶなら: Apple Journal ── 無料で、条件下ではiCloud上のデータもE2EE。書き出し提案は端末内で処理
  • 🏆 書き心地で選ぶなら: Day One ── iPhoneとの連携の深さはトップクラス
  • 🔒 プライバシー重視なら: OwnJournal ── オープンソース、日記は自分のクラウドに保存、Plusは年額$19.99
  • 📊 気分記録で選ぶなら: Daylio ── 2タップで完結、分析機能はこの中で随一
  • 🧘 ガイド付きの振り返りなら: Stoic ── 朝晩のルーティン、Apple Watchアプリ、Editors’ Choice
  • 🌐 OSをまたいで使うなら: Journey ── Androidやパソコン、Webも併用する人向け
  • ✍️ お題・初心者で選ぶなら: Grid Diary ── 真っ白なページではなく、質問のグリッドを埋めていく

価格は2026年6月時点のもの。購入前に必ず公式のApp Storeページをご確認ください。

目次:無料プラン · iPhone機能 · プライバシー · 選び方

評価基準──「iPhoneで使うと、どう違うのか」

多くの日記アプリ比較は、OSの違いをほぼ無視しています。

そこで今回は、定番のプライバシー設計、E2EE、オープンソースかどうか、無料プランの中身、データの持ち出しやすさ、といった軸に加えて、iPhoneだからこそアプリごとに差が出る観点でじっくり使い込みました。

具体的には、ロック画面とホーム画面のウィジェット、Apple Watch対応、ShortcutsとSiriによる自動化、iCloud同期、Apple Healthとの連携、App Tracking Transparencyへの対応、そしてApple純正の Journaling Suggestions(書き出しのお題)APIを利用しているかどうか、です。

最後の点は、響き以上に重要です。Appleは、写真・運動・音楽・場所を書き出しのお題として差し出してくれるシステムレベルの仕組みを作りました。しかも、その処理はすべて端末の中で完結します。

他社アプリにこれを完全に再現することはできません。できるのは、そこに接続することだけです。

各アプリ、じっくりレビュー

Apple Journal ── 無料・標準搭載で、まず試すべき一本

💚 完全無料──プラン区別なし、広告なし
Apple Journalの日記画面

Apple Journal は、iPhoneに標準で入り、料金もかかりません。端末内の処理を使って、その日に撮った写真や聴いた音楽などから「何を書けばいいか」を提案してくれます。

写真、運動、音楽、位置情報、連絡先をもとに、「今朝の散歩について書いてみませんか」といったお題を差し出します。Appleの説明では、提案の生成は端末内で行われ、ユーザーが許可した内容だけが日記アプリへ渡ります。

書き心地そのものも、すっきりとして急かされない感覚があります。テキスト、写真、動画、音声、複数の日記帳、地図表示、検索が一通り揃っています。Apple IDの二要素認証と端末のパスコードを設定した環境では、iCloud上のJournalデータはE2EEの対象です。

Apple Journalは、提案の元になる個人データを端末内で処理しながら「何を書けばいいか」を示します。

Appleは2023年12月にJournalを発表し、iOS・iPadOS・macOS 26の世代でiPadとMacにも広げました。代償は、Apple製アプリに共通するもの──Apple製品の中から外には出られない、という一点です。

✅ 無料プランの内容⚠️ 注意点
日記無制限、複数の日記帳Apple製品専用──Android・Web版なし
端末内で動くJournaling Suggestions独自の気分分析ダッシュボードはなし
条件下でiCloud上のJournalデータをE2EEApple Watchアプリなし
写真、動画、音声、手書きApple以外のOSでは使えない
4.8★・App Storeで285,000件以上の評価ガイド付きのお題やコーチングはなし

Journaling Suggestions の仕組みは、AppleのJournaling Suggestions APIを通じて開発者にも開放されています。だからこそ、一部の他社アプリも行動ベースの書き出しのお題を出せるわけです。

ただ、この機能がいちばん深く溶け込んでいるのは、やはりApple Journalです。

こんな人にはぴったり: 本当に良い日記を一円もかけずに使いたい人、その日の出来事から提案されると書きやすい人、Apple製品の中で完結することに抵抗のない人。

やめておいた方がいい人: 本格的な気分分析、OSをまたいだ利用、Apple Watchアプリ、Apple以外のアプリへ柔軟に移行できる作業フローが欲しい人。印刷、エクスポート、バックアップ自体には対応しています。

↓ 比較表でApple Journalを見る

Day One ── 書き心地は総合トップ

💙 無料プランあり/Silver 年額$49.99/Gold 年額$74.99
Day Oneの日記画面

Day One は、どのOSを見渡しても、いま手に入る日記アプリの中でもっとも作り込まれたアプリです。そして、その真価がいちばん輝くのがiPhoneです。

そもそもDay Oneは最初にiPhone向けに作られたアプリで、新機能はどこよりも先にiOSに届きます。

書き心地は申し分ありません。複数の日記帳、リッチテキスト、有料プランでの写真・動画無制限、音声日記、位置情報や天気のメタデータ、そして On This Day(今日の出来事を振り返る機能)。iPhoneとの連携の深さは、この記事の中でも随一です。高機能なウィジェット、Apple Watchアプリ、ShortcutsとSiri対応、Apple Healthのデータが日記に織り込まれます。

iPhoneでマルチメディア日記を最高の形で楽しみたくて、そこにお金をかける覚悟があるなら、いまだにDay Oneが本命です。

Day Oneは料金体系を刷新し、旧来の年額$34.99のプランはなくなりました。無料のBasicプランは、日記そのものは無制限になりましたが、1日分の日記に写真1枚まで、しかも1台のみで同期なしという制限があります。

2026年4月には、AI機能を含むGoldプランも追加されました。デイリーチャット、日記のハイライト、要約などが使えます。

✅ 無料プランの内容⚠️ 注意点
テキスト日記・日記帳ともに無制限無料プランは1台のみ
全プランでE2EE対応。公開監査は2017年無料プランは1日分の日記に写真1枚
高機能な検索とOn This Day気分記録の機能はなし
Apple Watchアプリ+Shortcuts同期は独自方式で、iCloudベースではない
4.8★・App Storeで117,000件以上の評価Silverはこの中でもっとも高価な部類

Silver(年額$49.99)で加わるもの: 複数デバイス同期、写真・動画・音声の無制限、各種連携。Gold(年額$74.99)で加わるもの: デイリーチャット、日記のハイライト、要約といったAI機能(処理はサーバー側)。

E2EEは2019年以降AES-256-GCMでデフォルト有効になっており、独立した監査も受けています。データはAutomatticのサーバーに保存され、コードは非公開です。実装そのものを検証するのではなく、監査結果を信頼する形になります。

こんな人にはぴったり: iPhoneでもっともリッチなマルチメディア日記を求めていて、Silverに課金できる人。とくにiPhone・iPad・Mac・Apple Watchをまたいで書く人に向いています。

やめておいた方がいい人: 無料で複数デバイス同期したい人、気分記録が欲しい人、オープンソースの透明性を求める人、データを自分のクラウドに置いておきたい人。

↓ 比較表でDay Oneを見る

OwnJournal ── プライバシーとデータの主権を、自分の手に

💚 無料(実用的)/Plus 年額$19.99
OwnJournalの日記画面

OwnJournal は2026年6月にiPhoneのApp Storeに登場した、自分で保存先を選べる日記アプリです。

OwnJournal自身のサーバーに日記を置かず、あなた自身のクラウドストレージ ──iCloud、Google Drive、Dropbox、Nextcloud──に直接書き込みます。

iPhoneではiCloudを保存先に選べます。OwnJournalの任意のE2EEを有効にすると、iCloud側には暗号文が保存されます。Simpleモードでは、クラウド上のコピーを読める状態です。

OwnJournal自身は日記を保管しません。誰がクラウド上のコピーに触れられるかは、保存先、E2EEの設定、アカウント、端末、バックアップによって変わります。

このBYOS(Bring Your Own Storage、自分のストレージを持ち込む)方式には、任意でE2EEを追加できます。ストレージ提供元にも本文を読ませたくない場合は、自分で有効にしてください。

ソースコードはAGPL-3.0ライセンスで公開され、第三者が意図された実装を確認できます。ただし、ソース公開は正式な監査や、配布ビルドとの一致を証明するものではありません。

✅ 無料プランの内容⚠️ 注意点
日記無制限、デバイス無制限Apple Watchアプリなし
E2EEを任意で有効化できる新しめのアプリでコミュニティは小規模
自分のクラウド経由で複数デバイス同期同期にはクラウドストレージのアカウントが必要
気分記録+統計端末内で動くJournaling Suggestionsはなし
完全オフラインで動作──

Plus(年額$19.99)で加わるもの: AIによる気分・テーマの分析、タイトルとタグの自動提案、行動からの気づき、PDF・Word形式でのエクスポート。

年額$19.99のPlusは、この記事で紹介する有料プランの中でもっとも手頃で、Day One Silverの半額以下です。無料プランだけでも実用に足りるのは、同期付きの日記アプリの中では珍しいことです。

こんな人にはぴったり: 日記を自分のiCloudやDropboxに置き、必要に応じてE2EEを有効にしたい人。公開された実装を確認したい人。気分記録も使いたい人。

やめておいた方がいい人: Apple Watchアプリが欲しい人、大きな老舗コミュニティで安心したい人、Apple純正の端末内の書き出し提案を使いたい人。

↓ 比較表でOwnJournalを見る

読み進める前にひと休み

プライバシーの仕組みや「無料」アプリの違いが気になるなら、こちらの深掘り記事が5分ずつで読めます。

Daylio ── 気分記録で選ぶならこれ

💚 無料(広告あり)/Premium 年額$35.99
Daylioの気分記録画面

Daylio は、日記の形そのものをひっくり返したアプリです。

真っ白なページではなく、2タップで完結する仕組み。5段階から気分を選び、その日を埋めた行動をタップし、必要ならメモを書き添える。1回の記録は30秒もかかりません。

文章ベースの日記を試しては挫折してきた人にとって、Daylioのミニマルな形式はほんとうに別物です。しかもiPhoneでは、ウィジェットのおかげでホーム画面から気分を記録するのが驚くほど手軽になります。

Daylioは「文章も書ける気分・習慣トラッカー」であって、「気分も記録できる日記アプリ」ではありません。この違いこそが本質です。

長く使うほどDaylioの分析機能が役立ちます。気分相関統計では、どの行動と気分の上下が一緒に現れやすいかを時間をかけて確認できます。ただし、相関から因果関係までは判断できません。

「Year in Pixels」の表示は、1年全体を色付きグリッドで一望できます。

✅ 無料プランの内容⚠️ 注意点
気分と行動の記録は無制限メモ欄は簡易的、長文には不向き
1日分の日記に写真3枚までE2EE非対応
Year in Pixels表示Apple Watchアプリなし
高機能なホーム画面ウィジェット無料プランには広告あり
4.8★・App Storeで60,000件以上の評価バックアップはiCloud/Googleの暗号化に依存

Premium(年額$35.99)で加わるもの: 詳細な相関統計、目標とカスタム気分の無制限化、自動バックアップ、PINロック、PDF・CSVエクスポート。

プライバシーについて補足すると、Daylioの公表する通常の保存モデルでは、記録内容は端末に残ります。バックアップを使う場合は、クラウドアカウントとその設定も保護対象です。

iCloudにバックアップする場合はAppleによる転送中・保存時の暗号化が使われます。日記本文のE2EEとは保護範囲が異なるため、自分の想定するリスクに合うか確認してください。

こんな人にはぴったり: 手軽に毎日の気分を記録したいiPhoneユーザー、長文日記に挫折してきた人、グラフやストリークが好きな人。

やめておいた方がいい人: 長文を書きたい人(文章も気分記録もしたいならOwnJournalの方が合います)、E2EEが必要な人、Apple Watch対応が欲しい人。

↓ 比較表でDaylioを見る

Stoic ── ガイド付きの振り返りに強い

💚 無料/Premium 年額$39.99
Stoicの振り返り画面

Stoic は、真っ白なページではなく、ルーティンを中心に作られています。

1日を朝と夜の時間に分け、ガイド付きの書き出しのお題に、気分のチェックイン、呼吸のエクササイズ、ストア哲学にもとづく振り返りを組み合わせてくれます。Apple Editors’ Choiceにも選ばれた、iOSでもっとも作り込まれたガイド型日記の一つです。

iPhoneとの相性も良好です。すっきりしたウィジェット、Shortcuts対応、そして──このジャンルでは珍しく──手首から気分や短い振り返りを記録できる本物の Apple Watchアプリ まで備えています。

Stoicは、空っぽのページとにらめっこしたくない人のためのアプリ。代わりに、問いとルーティンを差し出してくれます。

AIの層が書き出しのお題や気づきを足してくれますが、これは日記をまたいだ深い記憶というより、あくまでガイド付きの振り返りです。無料プランだけでも意味のある内容で、Premiumにするとガイド付き日記と分析機能がすべて開放されます。

✅ 無料プランの内容⚠️ 注意点
朝晩のガイド付きルーティンE2EE非対応
気分記録+呼吸エクササイズデータの扱いが明示されていない
Apple Watchアプリいちばん良い機能はPremium限定
ウィジェット+Shortcuts長文を書く設計ではない
4.8★・App Storeで35,000件以上の評価──

Premium(年額$39.99)で加わるもの: ガイド付き日記のフルライブラリ、詳細な気づき、AIの書き出しのお題。

Stoicは、あなたの日記をモデル改善に使っているかどうかを目立つ形では明示していません。そこが気になるなら、導入前に考えておきましょう。プライバシー最優先で選ぶなら、OwnJournalやApple Journalの方が分かりやすい選択肢です。

こんな人にはぴったり: 構造と書き出しのお題が欲しいiPhoneユーザー、ストア哲学が好きな人、Apple Watchから日記を書きたい人。

やめておいた方がいい人: 自由な長文を書きたい人、エンドツーエンド暗号化が欲しい人、データの扱いが明示されていることを重視する人。

↓ 比較表でStoicを見る

Journey ── OSをまたいで使うなら

💛 無料(ほぼ体験版)/Membership 年額$49.99
Journeyの日記画面

Journey は、iPhoneだけが手元の端末ではない人のためのアプリです。

iOS、Android、Mac、Windows、Linux、Web、ChromeOSで動き、対応OSの広さはどの日記アプリよりも上。何を使っていても、日記がついてきてくれます。

iPhoneでも基本はしっかり押さえています。テキスト、写真、動画、音声、天気と位置情報の自動記録、ウィジェット、ガイド付きのコーチングプログラム。デフォルトでは日記が あなた自身のGoogle Drive に保存され、Journeyのサーバーには置かれません。プライバシーの面ではプラスの設計です。

Journeyは、ひとつのOSに縛られたくない人のための日記アプリです。

ただ、与える手と取り上げる手は両方ある、というのが正直なところ。無料プランは、まともなプランというより体験版に近い内容です。

⚠️ 実質的には無料ではありません。 無料プランは日記の件数に上限があり、書式設定とエクスポートが省かれます。料金体系もわかりにくく、端末やストアによって変わるので、契約前に必ず価格を確認してください。

✅ Membership(年額$49.99)の内容⚠️ 注意点
日記無制限、書式設定もフル無料プランは体験版、無料プランではない
主要なプラットフォームすべてに対応E2EEはオプションで、デフォルトでは無効
ガイド付きコーチングプログラムE2EEを有効にすると一部のAI検索が使えない
保存先にGoogle Driveを選べる料金体系がストアによって変わる
基本的な気分記録とトレンド分析メディアファイルは一瞬Journeyのサーバーを経由

E2EEは用意されていますが、利用できるのはJourney Cloud Sync経由だけ。デフォルトのGoogle Drive同期では使えず、自分で有効にしない限りオフのままです。

こんな人にはぴったり: iPhoneに加えてAndroid、Windows、Webでも書いていて、どの環境でも同じアプリを使いたい人。

やめておいた方がいい人: 本当に使える無料プランが欲しい人、シンプルで分かりやすい料金を優先する人、E2EEがデフォルトで有効であってほしい人。

↓ 比較表でJourneyを見る

Grid Diary ── 書き出しのお題と初心者に

💚 無料/Membership 月額$2.99または年額$22.99
Grid Diaryの質問グリッド画面

Grid Diary は、人が日記を挫折する最大の理由──真っ白なページ──をまっすぐ解決してくれます。

空っぽの画面の代わりに、「今日は何に感謝した?」「今日は何を学んだ?」といった質問のグリッドが用意され、ひとマスずつ埋めていきます。この構造のおかげで、書き始めることがほとんど苦になりません。

だからこそ、iPhoneでの初心者の入り口として、もっとも優れた一本です。質問のセットは自分で変えられますし、写真も足せます。何を書こうかと迷うことなく、毎日の習慣を育てていけます。

Grid Diaryは、日記をいくつかのマスを埋める作業に変えてくれます──ためらいがちな人が書き続けるには、まさにこれがいちばんです。

無料プランで、グリッドという中心の体験はひと通り使えます。有料のMembershipにすると、複数デバイス間の同期、パスコードロック、テーマの追加が加わります。

✅ 無料プランの内容⚠️ 注意点
カスタマイズできる質問グリッドE2EE非対応
写真と基本的な書式設定同期とロックはMembership限定
毎日の習慣リマインダーエクスポートは有料プラン限定
お題のテンプレートiPhoneとAndroidのみ──Mac・Web版なし
初心者にやさしい設計Apple Watchアプリなし

Membership(月額$2.99または年額$22.99)で加わるもの: 複数デバイス同期、パスコードロック、追加の配色テーマ、エクスポート。

こんな人にはぴったり: 初心者、真っ白なページで固まってしまう人、自由に書くより質問に答える方が好きな人。

やめておいた方がいい人: 自由な長文を書きたい人、エンドツーエンド暗号化が欲しい人、パソコンやWebからもアクセスしたい人。

↓ 比較表でGrid Diaryを見る

あえて外したアプリについて

iPhoneでとても人気がありながら、よく日記アプリと呼ばれるものの、実は日記アプリとは言いにくい──そんなアプリが2つあります。正直な比較のために、ここでは外しました。

Finch は、バーチャルペットを軸にしたゲーム性のあるセルフケアアプリで、とても魅力的です。How We Feel は、非営利団体が手がける優れた無料の感情ラベリングツールです。どちらも使う価値はありますが、日記を書くために作られたものではないため、この比較からは外しています。気分の記録だけが目的なら、本物の日記の良き相棒になってくれるはずです。

無料プランで横並びに見る

アプリ日記数デバイス同期E2EE気分記録料金
Apple Journal無制限Apple製品✅ iCloud✅ 条件下なし無料
Day Oneテキスト無制限1台のみなしなし無料
OwnJournal無制限無制限✅(BYOS)✅(任意)✅ フル無料
Daylio無制限複数✅ バックアップなし✅ フル無料(広告あり)
Stoic無制限複数なし無料
Journey約60件までモバイル1台制限ありなし基本無料
Grid Diary無制限1(無料)有料のみなし基本無料

無料の体験がもっとも充実しているのは、Apple JournalとOwnJournalです。

Day Oneの「1台のみ」という制限が無料プランの最大の落とし穴で、Journeyの「無料」プランは実質的に体験版です。

iPhone機能を横並びに見る

アプリウィジェットApple WatchShortcutsiCloud同期Suggestions API
Apple Journalなし✅(ネイティブ)
Day One✅ 高機能バックアップ
OwnJournal基本なし──✅(BYOS)なし
Daylio✅ 強力なしバックアップなし
Stoic──なし
Journeyなしなしなし
Grid Diaryなし──有料なし

iPhoneとの連携の深さで総合トップはDay One。Apple Watchで際立つのはDay OneとStoicの2本で、Apple純正のJournaling Suggestionsをネイティブに持つのはApple Journalだけです。

プライバシー設計を横並びに見る

アプリデータの保存先E2EEオープンソース特記事項
Apple JournalあなたのiCloud✅ 条件下で初期設定いいえ端末内で書き出し提案
Day OneAutomatticのサーバー✅(初期設定。公開監査は2017年)いいえ独自方式の同期
OwnJournalあなた自身のストレージ(BYOS)✅(任意)はい(AGPL-3.0)OwnJournalの保存サーバーを使わない
Daylio端末+あなたのクラウドなしいいえ会社のサーバーなし
StoicStoicのアカウントなしいいえデータの扱いが非開示
JourneyあなたのGoogle Driveオプションのみ一部E2EEはデフォルトで無効
Grid Diaryアプリの同期なしいいえ同期は有料

OwnJournalのBYOSモデルは、OwnJournal自身の保存サーバーを使わない点が特徴です。ただし連携先クラウド、アカウント、端末、バックアップは引き続き検討対象です。

Apple Journalは、Apple IDの二要素認証と端末パスコードを設定した環境なら、iCloud上のJournalデータがE2EEの対象になり、提案処理も端末内です。Appleの環境の中で完結することに納得できるかが分かれ目になります。各モデルの違いをもっと詳しく知りたい方は、日記アプリのプライバシーの記事もどうぞ。

自分に合うアプリの選び方

いますぐ、無料で良い日記を使いたい人: Apple Journal。すでにインストールされていて、条件を満たせばiCloud上のデータもE2EEになります。端末内の書き出し提案を試してから、有料アプリが必要か考えても遅くありません。

書き心地を最優先する人、しっかり課金できる人: Day One Silver(年額$49.99)。AIによる要約やデイリーチャットまで欲しいならGold(年額$74.99)。独自方式の同期を受け入れる代わりに、iPhoneとの連携の深さは随一です。

保存先と暗号化設定を自分で選びたい: OwnJournalの無料プラン。OwnJournalの設計では自社の保存サーバーを使わず、任意のE2EEを利用できます。Simpleモードでは連携先クラウドのコピーを読めるため、設定を確認してください。年額19.99ドルのPlusは、この記事でいちばん安いアップグレードです。

書くより気分を記録したい人: Daylio無料プラン、またはPremium(年額$35.99)。もっとも負担の少ない入力と、しっかりした分析機能、優秀なホーム画面ウィジェットが揃っています。

構造と書き出しのお題が欲しい人: 朝晩のガイド付きルーティンならStoic(Day One以外で唯一のApple Watch対応でもあります)。質問のグリッドに答える方が合うならGrid Diary。どちらもためらいがちな人にやさしい入り口です。

Android、Windows、Webも併用する人: Journey。対応OSの広さはどの日記アプリよりも上です。ただし無料プランは体験版で、料金がストアによって変わることは理解しておきましょう。

iPhoneの日記アプリ事情を、正直に

2026年時点のiPhoneには、無料のApple Journalが標準で用意されています。Apple IDの二要素認証と端末パスコードを設定していれば、iCloud上のJournalデータもE2EEの対象です。Androidの記事で紹介している選択肢とは、標準アプリの有無や対応OSが異なります。

多くの人にとって、正直なおすすめは「すでに持っているものから始める」ことです。Apple Journalを開いて、提案された書き出しのお題をひとつ受け入れ、その日について3行だけ書いてみてください。

2週間ほど続けて、OSをまたいだ同期や、もっと深いプライバシー、もっと充実した分析が欲しくなったら──そのとき、このリストのどのアプリに乗り換えればいいかが、はっきりわかっているはずです。しかも、それを確かめるのに一円もかかっていません。

1つ選んで、今日のうちに最初の1行を書いて、2週間ほど続けてみてください。いちばん良い日記アプリとは、結局のところ、自分が書き続けられるアプリのことなのですから。

よくある質問

2026年、iPhoneで使う日記アプリでいちばんおすすめは?

目的によって変わります。無料で始めるならApple Journal、書き心地ならDay One、自分で選ぶ保存先と公開コードを重視するならOwnJournalが候補です。気分記録ならDaylio、ガイド付きの振り返りならStoic、書き出しのお題が欲しい初心者にはGrid Diaryが向いています。

Apple Journalだけで十分?それとも別のアプリも必要?

多くの人にとってApple Journalは十分に使える選択肢です。無料で最初から入っており、Apple IDの二要素認証と端末パスコードを設定した環境では、iCloud上のJournalデータがエンドツーエンド暗号化の対象になります。端末内で動くJournaling Suggestionsも特徴です。OSをまたいだ同期や気分の分析、別系統の書き出しのお題、Apple以外の環境が必要なら、ほかのアプリも検討してください。

iPhoneの日記アプリでエンドツーエンド暗号化が使えるのはどれ?

Apple Journal(二要素認証と端末パスコードの条件下でiCloud上のデータをE2EE)、Day One(デフォルトで有効。公開監査は2017年)、OwnJournal(BYOSに任意のE2EEを追加可能)の3つです。JourneyもJourney Cloud SyncでE2EEを有効にできます。OwnJournalはSimpleモードのままだと連携先クラウドのコピーを読めるため、設定を確認してください。

iPhoneで無料の日記アプリならどれがいちばん?

完全無料ならApple Journalが最有力です。プランの区別も上限もなく、最初から入っています。同期付きではOwnJournalの無料プランも実用的で、日記無制限、複数デバイス同期、任意のE2EEをゼロ円で使えます。気分記録だけならDaylioの無料プランも優秀です。

Apple Watch対応の日記アプリはどれ?

Day OneStoicは、どちらも手首から日記や気分を記録できる専用のApple Watchアプリを備えています。Apple Journal、OwnJournal、Daylio、Journey、Grid Diaryには、現時点でネイティブなApple Watchアプリがありません。

Apple JournalはiPadやMacでも使える?

使えます。Apple Journalは2023年末にiPhoneで登場し、iOS・iPadOS・macOS 26の世代でiPadとMacにも広がりました。ただしApple製品の中だけで完結する設計のままで、AndroidやWeb版は存在しません。