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Day One の代わりはどれがいい?|2026年・代替アプリ6選

Day One の代替アプリを徹底比較。Journey、OwnJournal、Apple Journal、Diarium、Obsidian、Daylio を価格・プライバシー・機能で検証。

Day One の代わりはどれがいい?|2026年・代替アプリ6選

「契約更新の通知を見て、思わず手が止まった」——そんな経験はありませんか。

Day One は2025年8月に料金プランを見直し、Silver が年49.99ドル、Gold が年74.99ドルになりました。そこに加えて、頼んでもいない AI 機能までついてきます。

「これに追加料金を払うのか」と、画面の前でモヤモヤしている人も少なくないはずです。乗り換えを考えている人、あるいは契約する前に他の選択肢を見ておきたい人に向けて、6つのアプリを正直に整理しました。

結論だけ先に

  • 🌐 クロスプラットフォーム+ガイド付きプログラム: Journey — 7プラットフォーム対応、60以上のガイド付きプログラム
  • 🔒 データの主導権+最安クラス: OwnJournal — オープンソース、年19.99ドル、自分のクラウドに保存
  • 🍎 iPhone で完全無料: Apple Journal — 有料プランがそもそも存在しない
  • 🪟 Windows に最適: Diarium — 買い切り、Microsoft Store Award 2024受賞
  • 📄 プレーンテキストで残したい: Obsidian — 手元のディスクに Markdown ファイルとして保存
  • 📊 書かずに気分だけ記録: Daylio — 30秒で1日分を記録

どれが正解かは、Day One のどこに引っかかっているか——価格、プラットフォーム、プライバシー、あるいは発想そのもの——で変わります。

目次:乗り換える理由 · 比較表 · 選び方

実は、Day One そのものはよくできたアプリです。

書き心地はこのカテゴリーでいちばん洗練されていて、暗号化は常時オン。15年分の改良の跡がしっかり見えます。

それでも他を探したくなる理由はいくつもあって、どれもうなずけるものばかり。価格、Automattic による買収、気分トラッキングがないこと、iOS と比べて少し物足りない Android 版、あるいは「そもそも別の発想を試したい」という気持ち。

引っかかりがひとつずつ違えば、合う乗り換え先も違います。この記事では6つの代替アプリを、弱点も含めて正直に紹介します。Day One の代替にとどまらない広い比較は、日記アプリの総合レビューにまとめています。


乗り換えを考える、5つの引っかかり

おすすめを並べる前に、Day One のどこがモヤモヤの原因なのかをはっきりさせておきましょう。どの代替アプリが合うかは、この引っかかり次第でまったく変わります。

料金が上がり、プランも複雑になった。

Day One Silver(年49.99ドル)は、以前の Premium(年34.99ドル)より43%も高くなりました。Gold(年74.99ドル)は AI 機能を追加したプラン。月額プランはなく、契約は1年単位です。

気分トラッキングがない。

Day One には気分や習慣のトラッキング機能が一切ありません。絵文字で気分を1タップ、という基本機能すら搭載されていないのです。

書いた内容と並べて気分の変化を追いたい——そんな使い方は、Day One ではどうしてもできません。

Android 版は iOS 版に追いついていない。

Day One はもともと Apple ファーストで作られたアプリです。Android 版も動くには動くのですが、機能が少なく、仕上げも控えめ、アップデートも後回し。そんな声がユーザーから一貫して上がっています。

Android がメインの端末なら、ここは無視できないポイントです。

運営が Automattic であること。

Day One は2021年に Automattic に買収されました。WordPress.com や Tumblr を運営している会社です。

自分の日記データを誰が握っているかを気にする人にとっては、見過ごせない変化。Automattic は大きな商用企業で、独立系の小規模アプリとは前提が違います。

頼んでもいない AI 機能。

新しい Gold プラン(年74.99ドル)は AI が目玉です。

シンプルでプライベートな日記がほしいだけで、AI チャットには興味がない——そんな人にとっては、関係のない機能のために料金を払わされる構図になります。

⚠️ AI 機能を使う人に知っておいてほしいこと

Day One の AI 機能(Gold プラン)は、一部の処理を OpenAI を含む外部サービス経由で行います。本当の意味でのゼロ知識プライバシーを求めるなら、AI 機能を有効にする時点でその妥協を受け入れることになります——同じことは Journey の Odyssey AI にも当てはまります。両アプリともそこは明示していますが、プライバシーが最優先のユーザーは、AI 機能をオンにしないほうが筋が通ります。

どれも Day One の完成度を否定する話ではありません。ただ、「誰にとってもベスト」とは言えない、もっともな理由がそろっているだけです。

ここから先は、それぞれの引っかかりを解消してくれる6つの代替アプリを、ひとつずつ見ていきましょう。


Journey

💙 無料プランあり・年29.99〜49.99ドル
Journey アプリのスクリーンショット

Journey は、Day One にいちばん近い立ち位置のアプリ。最初に検討したい乗り換え先です。Linux と Chrome OS を含む7プラットフォームに対応——日記アプリとしては最多の対応範囲で、しかも Apple ファーストではなく Android ファーストで作られています。

複数の端末を行き来して書くなら、Day One にはない強みがここにあります。Journey と Day One の直接対決は、Day One と Journey の比較記事で深掘りしています。

最大の差別化ポイントは、60以上の複数日にわたるコーチング型プログラム——Day One の「白いキャンバス」とは真逆の方向性です。

テーマは感謝、マインドフルネスから、人間関係、妊娠、フィットネス、グリーフケアまで幅広く揃っています。各プログラムが毎日の書き出しのお題とガイドを出してくれるので、白紙よりも導きがほしい人にとっては本当にありがたい設計。Day One にこれに当たる機能はありません。

Journey には絵文字ベースの気分トラッカー(30日ビュー付き)も、ジオタグ付きの日記を地図上に表示する Atlas マップビューもあります。旅の記録にはうってつけ。

ちなみに、Wear OS 対応のコンパニオンアプリがあるのは、メジャーな日記アプリでは Journey だけ。手首から素早く書き留めたい——Apple Watch 相当の使い方を Android でしたい人には自然な選択肢になります。

プライバシーの観点では、Journey の既定の保存先は Journey のサーバーではなく、ユーザー自身の Google Drive または OneDrive。ここは Day One と明確に違う設計で、自分のデータを自分で持つ感覚があります。

ただ、トレードオフもあります。Journey の暗号化は、Day One のような常時 E2EE ではありません。AI 機能に必須の Journey Cloud Sync は、Journey のサーバー上に暗号化されない状態で保存されます。

Google Drive や OneDrive を使うユーザーにとっては「常識的に安全」ですが、Day One の常時 E2EE ほど堅牢ではない、というのが正直なところです。

AI 機能の Odyssey は GPT-4 を使っていて、過去の日記を分析し、パターン・気分・繰り返し出てくるテーマについて質問に答えてくれます。動作には Journey Cloud Sync(非暗号化)が前提です。

✅ 強み⚠️ 注意点
Linux、Chrome OS、Wear OS を含む7プラットフォーム対応プラットフォームによって価格差(Apple 内課金は高め)
60以上の複数日コーチング型プログラムE2EE はオプトインで既定ではない
自分の Google Drive または OneDrive に保存Journey Cloud Sync は非暗号化
気分トラッカーと Atlas マップビューAI 機能は非暗号化同期が前提

こんな人に向いています: Android、Linux、Chrome OS を含む本格的なクロスプラットフォーム対応が必要な人。Day One にないガイド付きプログラムを使いたい人、モバイルと並行して Wear OS で素早く書き留めたい人。

向いていないかも: プライバシーを最優先していて、常時 E2EE がほしい人。Apple 製品だけを使っていてクロスプラットフォーム対応が不要な人。気分のログだけでなく、気分と活動の相関分析までほしい人。

↓ 比較表で Journey を見る


OwnJournal

💚 無料プランあり・年19.99ドル
OwnJournal アプリのスクリーンショット

OwnJournal は、プライバシーの考え方がこのリストのどのアプリとも構造から違います。

会社のサーバーに日記を保存して暗号化する——という発想そのものをやめて、書いた内容をユーザー自身の Google Drive、Dropbox、Nextcloud、iCloud アカウントに直接書き込みます。

アプリは見た目と書き心地だけを提供して、データは自分のクラウドに置かれる仕組み。OwnJournal は暗号化済みのコピーすら手元に持ちません。

Day One は「あなたの日記を読みません」と約束する。OwnJournal は「読めない」——そもそもサーバーに読めるデータがない。

ここは意味のある違いです。OwnJournal は AGPL-3.0 のオープンソースでもあるので、コードを誰でも検証できます。

「約束されたプライバシー」ではなく「検証できるプライバシー」を求める人には、無視できない差。主要アプリを横断してこの違いが実際に何を意味するのかは、日記アプリのプライバシーガイドでくわしく解説しています。

Plus プランは年19.99ドル——Day One Silver の半額以下で、この比較の中でいちばん安い有料プランです。

無料プランも本当に懐が深く、デバイス数の制限がありません。無制限の日記、完全な複数端末同期、気分トラッキング、写真、タグ、検索——全部が含まれています。

Day One の無料プランが1台のデバイスに限定されるのとは対照的です。

無料プランに含まれる気分トラッキングには、5段階の絵文字、既定の15種類に加えてカスタムできる活動カテゴリー、気分ヒートマップ、分布グラフ、移動平均、気分のストリーク(連続日数)などが揃っています。Plus プランはここに、気分と活動の相関分析、PDF と Word 出力、AI による気分・テーマ分析まで加わります。

メンタルヘルス目的でどの機能が大事になるのかは、不安や抑うつ向けの日記アプリガイドで整理しました。

✅ 強み⚠️ 注意点
ゼロ知識——会社サーバーには何もないiOS アプリはまだ未対応(Web と Android のみ)
オープンソース(AGPL-3.0)で検証可能Day One より新しく、コミュニティも小さい
年19.99ドル——Day One Silver の半額以下書き心地の UI は Day One ほど洗練されていない
無料プランでも無制限の日記・端末台数最初にストレージ連携の設定が必要

ℹ️ セットアップの手間について

ストレージの連携は2分ほど——Google Drive、Dropbox、Nextcloud、iCloud から選んで連携を承認するだけ。あとは普通の日記アプリと同じ感覚で使えて、違うのは書いた内容が「自分のクラウド上のフォルダ」に現れるという点だけです。

こんな人に向いています: 検証できるゼロ知識アーキテクチャを求めるプライバシー重視のユーザー。年49.99ドルを払わずに本格的な機能を使いたい Android・Web ユーザー。追加料金なしで気分トラッキングを使いたい人、日記アプリがオープンソースで検証可能であることを大切にする人。

向いていないかも: iPhone がメイン端末の人——iOS 版はまだありません。このカテゴリーで最も洗練された書き心地を求める人。Apple Watch 連携、本の印刷サービス、15年分の成熟度を必要とする人。

↓ 比較表で OwnJournal を見る


Apple Journal

💚 ずっと0円・有料プランは存在しない
Apple Journal アプリのスクリーンショット

「サブスクは増やしたくない」——そんな iPhone ユーザーにとって、いちばんシンプルな答えが Apple Journal です。

完全無料——有料プランそのものが存在しません。 iOS に標準搭載されていて、Apple のプライバシー基盤がそのまま後ろで支えています。

プライバシーは申し分なし。Apple は Journal の提案処理を端末内で行うので、書いた内容を読むことはできません。保存面では iCloud の高度なデータ保護 を使えば、エンドツーエンド暗号化が有効になります。

そもそも、広告ビジネスを持つアプリと違って、Apple には書いた内容を収益化する商業的動機がありません。

2025年9月に iPad と Mac にも対応が広がり、リリース当初の最大の弱点が解消されました。

機能はあえてミニマル——Apple Journal は分析ではなく書くことのために作られています。

Day One が「ちょっと多すぎる」と感じていて、Apple 製品を使っているなら、これ以上シンプルな代替はありません。

✅ 使える機能⚠️ 省かれている機能
ずっと無料——有料プランがない気分・習慣トラッキングなし
端末内で処理されるサジェスト機能タグも「この日」機能もなし
高度なデータ保護で iCloud E2EEテンプレートや定型構造なし
iPhone、iPad、Mac で使えるAndroid、Windows、Web は非対応
Face ID とパスコードロックエクスポートの選択肢が限定的

こんな人に向いています: 0円で最大限シンプルに使いたい iPhone・iPad ユーザー。サブスク料金が理由で日記アプリを避けてきた人、すでに Apple のプライバシー基盤を信頼している人。

向いていないかも: Android、Windows、Web 対応が必要な人。気分トラッキング、タグ、「この日」機能などの分析機能がほしい人。標準的な形式で日記をエクスポートして持ち運びたい人。

↓ 比較表で Apple Journal を見る


読み進める前に

候補が1〜2個に絞れているなら、こちらの掘り下げ記事も参考になります:


Diarium

💚 無料体験あり・プラットフォームごとに9.99ドル買い切り
Diarium アプリのスクリーンショット

Diarium は Windows ユーザー向けの答え。メジャーな日記アプリ市場で冷遇されがちな Windows ユーザーに、しっかり刺さる1本です。

2024年には Microsoft Store Award を受賞しました。Windows ネイティブの体験としては日記アプリの中でいちばん評価を固めていて——Day One や Journey の Windows 版でも追いつけていない領域です。

サブスクではなくプラットフォームごとの買い切り——毎年の定額課金に疲れたユーザーには、本物の差別化ポイントになっています。

機能もしっかり詰まっています。複数のメディア形式、ディクテーションと音声認識、Google Fit、Fitbit、Instagram、システムカレンダーとの自動連携、「この日」相当の機能、パスワードと生体認証、OneDrive、Google Drive、Dropbox、iCloud、WebDAV によるクラウド同期。

同期に自分のクラウドを使うので、データの主導権という点では OwnJournal に近い発想——ただしゼロ知識のところまではいきません。プライバシーはおおむね合理的で、データは自分のクラウドに置かれ、Diarium 側にサーバーサイドのコピーは残りません。

ただ、Day One のような常時 E2EE はないという点だけは押さえておきましょう。

Day One と比べた弱点は仕上げの細かさです。Diarium のインターフェースは機能的ではあるものの、磨き込みは一歩手前。iOS 版は「ふつうに使える」レベルで、「素晴らしい」とまでは言えません。

買い切りモデルで、サブスクに支えられたアプリと同じペースで開発を続けられるのか——という疑問は、頭の片隅に置いておいてもいいかもしれません。

✅ 強み⚠️ 注意点
買い切り——サブスクなしUI は Day One ほど洗練されていない
本当に使いやすい Windows ネイティブ体験iOS アプリは「まあ使える」レベル
Fitbit、Google Fit、Instagram との自動連携既定では E2EE なし
自分のクラウドで同期プラットフォームごとに別購入

こんな人に向いています: 本格的な Windows ネイティブ体験がほしい Windows ユーザー。サブスクに疲れていて買い切りを好む人、フィットネスアプリや SNS との自動連携を使いたい人。

向いていないかも: このカテゴリーで最もミニマルで研ぎ澄まされた書き心地がほしい人。ストレージレベルではなく本物の E2EE が必要な人。Apple 製品がメインで、Day One のネイティブ体験を大きく上回る代替を求めている人。

↓ 比較表で Diarium を見る


Obsidian

💚 無料・同期オプション月4ドル
Obsidian アプリのスクリーンショット

Obsidian は、そもそも日記アプリではありません。

ノート・知識管理ツールで、多くの人がそれを日記用に使っているだけ——とはいえ、ある種のユーザーにとっては、ここで挙げたどれより優れた選択肢になります。

日記は手元の端末に置かれたプレーンな Markdown ファイルの集まり——50年後もどんなテキストエディタでも読め、サービスが終わる心配もない。

独自フォーマットはなく、価格モデルを変えたり、閉鎖してデータごと消える会社も存在しません。

長く書き続けたい人、データの寿命と所有権を本気で考える人にとって、ここで他のどのアプリにも真似できない強みになります。

無料プランは完全に機能します——主要機能はすべて無料のまま使えます。Obsidian Sync(年払いで月4ドル)を追加すると、デバイス間で E2EE 同期ができます。iCloud、Dropbox、自前の WebDAV サーバーなどで同期して、全体を無料のまま回しているユーザーも多いです。

ただし、日記としての使い方にはセットアップが要ります。Obsidian には最初から日記モードがついていないので、テンプレート、プラグイン、フォルダ構成を自分でコツコツ組み立てます。

幸い、コミュニティが日記用の優れた無料プラグインを揃えていて——Daily Notes と Periodic Notes プラグインが定番の出発点です。とはいえ、Day One を開いてすぐ書き始めるのと比べると、意味のある手間がかかるのは事実です。

プライバシーはローカルファースト派にとって非常に強力。Obsidian のビジネスは同期と公開サービスの販売で、アプリ本体は無料、ファイルはローカル。自分の同期手段を使えば、Obsidian 側からは内容がまったく見えません。

✅ 強み⚠️ 注意点
プレーンな Markdown——ベンダーロックインが一切ない最初から日記モードが用意されていない
全プラットフォームで無料コアアプリプラグインとテンプレートのセットアップが必要
オプションで月4ドルの E2EE Sync気分トラッキング、マルチメディア、「この日」機能なし
自分の同期手段(iCloud、Dropbox、WebDAV)でも使える学習コストはきちんと存在する

こんな人に向いています: ベンダー依存ゼロでデータの寿命を最優先したい書き手。セットアップやカスタマイズに慣れているパワーユーザー。すでに Obsidian をノート用途で使っていて、日記も同じ仕組みに入れたい人。

向いていないかも: アプリを開いたらすぐ、設定なしで書き始めたい人。気分トラッキング、マルチメディア日記、「この日」機能がほしい人。ローカルファースト型ではなく、E2EE のクラウド日記が必要な人。

↓ 比較表で Obsidian を見る


Daylio

💚 コアは無料・月2.99ドルまたは年23.99ドル
Daylio アプリのスクリーンショット

Daylio はここで紹介した他のアプリとはカテゴリーが違います——伝統的な意味での日記アプリではありません。

むしろ、気分と習慣のトラッカーで、メモ欄が付いている、というほうが近い存在です。

記録はサクッと30秒——気分を選び、活動をタップ、必要ならメモを添える。白紙のページも、最低文字数もない。

Daylio のユーザー数は2000万人。伝統的な日記が続かず、もっとハードルの低いものを探してきた人が、それだけいるわけです。

分析機能はこのリストでいちばん強力——気分の推移と週次レポート、目標設定付きの習慣トラッキング、活動の相関分析、大きなアイコンライブラリから選ぶカスタム活動。

日記アプリに求めているのが「振り返って書く」ことより「感情と行動のパターン分析」なら、Daylio はここにある他のどれよりうまくやってくれます。

プライバシーはローカルファースト——Daylio は自社サーバーにデータを送りません。クラウドバックアップは自分の Google Drive または iCloud に、Google または Apple によって暗号化された形で置かれます。運営会社が書いた内容を読むことはできません。

ただし、限界もはっきりしています。Daylio は Day One と同じ意味での日記アプリではありません。

段落を書き、難しい経験を物語として処理し、テーマで日記を検索したいなら、Daylio は間違ったツールです。メモ欄はあるものの、あくまで補助的な位置づけ。

✅ 強み⚠️ 注意点
30秒で1日分を記録長文を書く機能は最小限
気分・習慣分析はこの中で最強デスクトップや Web 版がない
ローカルファースト、クラウドバックアップは任意物語型の日記の代わりにはならない
2000万ユーザー、成熟していて保守もしっかり書いた内容からの分析はない

こんな人に向いています: 伝統的な日記を試して続かなかった人。強力な分析と一緒に毎日の気分・習慣をコツコツ記録したい人、振り返りの書く時間ではなく30秒の記録で済ませたい人。

向いていないかも: 文章を書いたり、出来事を物語として処理したい人。デスクトップや Web でアクセスしたい人。タップではなく、書いた内容から気分と活動の関係を読み解きたい人。

↓ 比較表で Daylio を見る


比較表

価格とプラットフォーム

アプリ無料プラン有料プラン対応プラットフォーム
Day One1台、写真1枚/日記Silver 年49.99ドル・Gold 年74.99ドルiOS、Mac、Android、Windows、Web
Journey60件、基本機能年29.99〜49.99ドルiOS、Android、Mac、Windows、Linux、Chrome OS、Web
OwnJournal無制限、複数端末年19.99ドルWeb、Android、デスクトップ
Apple Journal完全無料——有料プランなしiPhone、iPad、Mac
Diarium無料体験ありプラットフォームごとに9.99ドル買い切りiOS、Mac、Android、Windows
Obsidianコア機能フル対応Sync 月4ドル(年48ドル、任意)Windows、Mac、Linux、iOS、Android
Daylioコア機能無料年23.99ドルiOS、Android

プライバシー

アプリ暗号化データを持つ場所オープンソース
Day One既定で E2EE オンAutomattic サーバーいいえ
JourneyE2EE はオプトイン(AI/検索が止まる)自分の Google Drive / OneDriveいいえ
OwnJournalBYOS——サーバー側に暗号化する対象がない自分のクラウドストレージはい(AGPL-3.0)
Apple JournaliCloud E2EE が既定(高度なデータ保護は不要)Apple(端末内処理)いいえ
Diarium使っているクラウドの暗号化自分のクラウドストレージいいえ
Obsidianローカルファイル/E2EE Sync は任意ローカルまたは自分の同期先いいえ
Daylioローカル+Google Drive/iCloud バックアップ端末内にローカル保存いいえ

主な機能

アプリ気分トラッキングガイド付きのお題「この日」機能オフラインエクスポート
Day One❌ なし基本テンプレート✅ あり✅ 対応✅ JSON、PDF
Journey✅ 絵文字ベース✅ 60以上のプログラム❌ なし✅ 対応✅ PDF、DOCX
OwnJournal✅ フル機能(無料)❌ なし❌ なし✅ 対応✅ PDF、Word(Plus)
Apple Journal❌ なし❌ 最小限❌ なし✅ 対応⚠️ 限定的
Diarium⚠️ 基本のみ❌ なし✅ あり✅ 対応✅ PDF、HTML
Obsidian⚠️ プラグイン経由⚠️ プラグイン経由⚠️ プラグイン経由✅ 対応✅ Markdown
Daylio✅ フル分析❌ なし✅ あり✅ 対応✅ CSV、PDF

どれを選ぶか

Apple 製品がメインで、最高の書き心地がほしい人。

Day One Silver(年49.99ドル)が依然として最有力です。Apple ユーザーにとって、書き心地、E2EE 実装、機能の深さがこれだけ揃った代替は見つかりません。料金は安くはないものの、プロダクトの価値に見合った水準と言えます。

クロスプラットフォーム対応が必要で、ある程度のセットアップは許容できる人。

Journey(Android なら年29.99ドル)は、対応デバイスの幅で勝てるアプリがありません。モバイルと並行して Linux、Windows、Chrome OS が必要なユーザーにとって、Day One からの乗り換え先として最も抜け漏れが少ない選択肢です。

プライバシーとデータ所有権が最優先の人。

OwnJournal(年19.99ドル、または無料)が最有力です。ゼロ知識アーキテクチャ、オープンソース、そしてこのリストで最安の有料プラン。正直な注意点は、iOS はまだなく、プロダクトとしても新しめ、という点です。

iPhone で、何も払いたくない人。

Apple Journal。無料、プライベート、ダウンロード以外の判断は何も要りません。

主に Windows で書く人。

Diarium。Day One の Windows 版はまだ発展途上で、Diarium は Windows を一級市民として作られたアプリです。

データの寿命を何より重視する人。

Obsidian をローカルファイル運用で。ここにあるどのアプリより長生きするプレーンな Markdown です。

気分は記録したいけれど、書き続けるのは難しい人。

Daylio。気分と習慣のトラッキングというひとつのことを、このリストの他のどれよりうまくやってくれます。


乗り換えについてひとこと

いま Day One を使っていて乗り換えを考えているなら、データはちゃんと持ち出せます。Day One の JSON エクスポートは網羅的でドキュメントも整っていて、Diarium をはじめいくつかのアプリが Day One のエクスポートを直接インポートできます。

Journey と OwnJournal にはネイティブの Day One インポートこそないものの、JSON 自体は読める形式なので、コミュニティ製ツールが存在します。

日記は囲い込まれていません。乗り換えコストは「移行の手間」であって、「過去の記録を失うこと」ではないのです。


よくある質問

2026年、Day One の代わりにいちばんおすすめの日記アプリはどれですか?

どこに引っかかっているかで答えが変わります。Journey は対応プラットフォームの広さとガイド付きプログラムで、乗り換え先としていちばん近い選択肢です。OwnJournal はプライバシー重視の最有力で、Day One Silver の半額以下。iPhone ユーザーが0円で使うなら Apple Journal が最有力です。

Day One より安く使える代替アプリはありますか?

あります。OwnJournal Plus は年19.99ドルで、Day One Silver(年49.99ドル)の半額以下です。Apple Journal と Obsidian は無料。Diarium はサブスクではなく買い切りなので、長期で見ると安く済みます。

Android でいちばん使いやすい Day One の代替は?

Journey は Android ファーストで作られていて、クロスプラットフォーム系の日記アプリの中では Android 版の完成度がいちばん高いです。OwnJournal も Android に対応していて、無料プランの懐の深さが際立ちます。

エンドツーエンド暗号化に対応した Day One 代替はありますか?

Apple Journal は iCloud E2EE が既定で有効(二要素認証が必要、高度なデータ保護はオプション)、Obsidian はオプションの Sync サービスで、OwnJournal は自社サーバーに何も保存しないことで実質的に同じことを実現しています。Journey もオプトインで E2EE を提供していますが、有効にすると検索と Odyssey AI が止まる点には注意が必要です。

Day One の日記を別のアプリに移行できますか?

できます。Day One の JSON と PDF エクスポートは網羅的でドキュメントも整っています。Diarium は Day One のインポートに直接対応。Journey や OwnJournal はワンクリックのインポートこそないものの、JSON 自体は読めるのでコミュニティ製のツールが使えます。

気分トラッキング機能がある Day One 代替はどれですか?

OwnJournal と Journey はどちらも気分トラッキング付きです。書くことより記録が中心でいいなら、Daylio は気分と習慣のトラッキングに振り切った設計。Day One 自体には気分トラッキング機能は一切ありません。


結局のところ、正解は「Day One のどの引っかかりが、自分にとっていちばん大きいか」だけで決まります——価格、プラットフォーム、プライバシー、あるいは発想そのもの。万人の正解はなく、自分の状況に合った正解があるだけです。

このタブを閉じる前に、ひとつだけ。気になる1本を今この場でダウンロードして、コーヒーを淹れる前の3分で最初の1件を書いてみてください。その小さな行動が、「続く日記アプリに出会える人」と「もう1年比較サイトを眺め続ける人」を分けます。

もしこの6つのどれも少しずれて感じるなら、日記アプリ総合レビューでもう少し広く扱っています。

価格は2026年4月時点で確認済み。Day One は2025年8月にサブスクのプラン構成を変更しており、他の比較記事ではいまだに旧来の「年34.99ドル」の表記が多く残っています。本記事の数字はすべて公式情報をもとに直接確認しました。