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レビュー 8分で読めます

AI日記アプリのおすすめ|7本を本気で比べた2026年版

プライバシー、AIの深さ、コスパで選ぶAI日記アプリ7本。それぞれに向いている人と向いていない人を率直にレビューします。

AI日記アプリのおすすめ|7本を本気で比べた2026年版

「AI日記アプリ」と検索しても、似たような名前と似たような売り文句がずらっと並ぶだけで、結局どれを選べばいいのか分からない——そんな経験はありませんか。

夜寝る前に頭の中がぐるぐるして、書いて整理したい。けれど課金して始めて「思っていたのと違った」になるのは、いちばん避けたい結末です。

本記事では、主要なAI日記アプリ7本を、4つの基準——AI機能の深さ、プライバシー設計、価格、対応プラットフォーム——で実際に使い込み、どれが誰に向いているかを率直にお伝えします。

結論を先に言ってしまうと、はっきり抜け出ているのは3本です。OwnJournal はAndroid・デスクトップ派でプライバシー重視の方の最強候補。AIプランは年額19.99ドルと最安で、クラウド型のゼロ知識設計はこの中で唯一です。Rosebud は会話型AIの深さで群を抜き、Day One Gold はiPhone・Macで洗練された体験を求める方にもっとも合います。

くわしく見ていきましょう。

このジャンルが分かりにくい理由は単純で、「AI日記」という言葉のカバー範囲が広すぎるからです。数か月分の書いた記録を本当の意味でまとめてくれるアプリもあれば、GPTベースのお題生成を付け足しただけで「AI」と名乗るアプリも少なくありません。

実は、この差は使い始めて2週間ほどで実感としてはっきり出てきます。本記事ではそこまで踏み込んで判断材料をお渡しします。

本題に入る前に、ひとつだけ先に片付けておきたい疑問があります。書いた内容がAIの学習に使われてしまうのではないか? ——いちばんよく聞かれる心配で、答えはアプリによってかなり違います。

このアプリは日記でAIを学習させる?

OwnJournalは仕組み上できません。ゼロ知識設計のため、運営会社は書いた内容を保有すらしないからです。Apple Journalはすべて端末内で処理します。Rosebud、Mindsera、Day One Goldはいずれも、書いた内容をAIの学習には使わないと明言しています。

StoicとReflectlyは、公式ドキュメントでこの点に明確に触れていません。

学習への不安があるなら、選ぶときの大きな判断材料になります。

ひと目でわかる勝者

  • 🏆 プライバシーとコスパの両立(Android/デスクトップ):OwnJournal——最安のAIプラン、ゼロ知識設計、本格的な長期トレンド分析
  • 🎯 会話型AIの深さ:Rosebud——状況に応じた追加質問、AI事業者とのBAA・ZDR契約、20言語対応の音声入力
  • 🧠 思考の枠組みで深掘り:Mindsera——50種以上の分析の枠組み、Big Five性格特性のトラッキング
  • 🍎 Apple派にいちばん合う:Day One Gold——洗練・信頼性・iPhoneでの音声日記
  • 🆓 無料枠ベスト(iPhone専用):Apple Journal——完全無料、端末内処理のアクティビティ連動提案
  • 💰 哲学的な振り返り向き:Stoic——哲学ベースのガイド付き振り返り、中身のある無料プラン、iOS/Android/macOS/Web対応
  • 👶 とにかく始めやすい:Reflectly——構造化された日々のチェックイン、迷いが少ない

対応プラットフォームとプライバシー要件の2点で考えると、選択肢はたいていすぐに絞り込めます。すべての人に合う万能アプリはありません。

ジャンプ:比較表 · 選び方

AIが「中心」のアプリと「後付け」のアプリ——ここに大きな差がある

「AI日記アプリ」と名乗っていても、AIを核に据えて設計されているとは限りません。Day Oneをはじめ、生成AIが一般化するずっと前から存在する製品に、AI機能をあとから重ねたアプリもいくつかあります。

それ自体が悪いわけではありません。ただ、AI体験が製品にうまく溶け込まず、どこか「付け足し感」が残ってしまうことはあります。

むしろ、本当の意味でAIを中心に据えて作られたアプリ(Rosebud、Mindsera、OwnJournal)は、分析やお題提案の仕組みを最初からこの目的のために設計しています。その差は、分析の深さや、AIが書く流れにどれだけ自然に入ってくるかに、はっきりと表れます。

これから紹介する7本は、軽めのお題生成から本格的な長期パターン分析まで、AIの深さでいうとほぼ全レンジをカバーしています。さらに興味深いのは、価格の高さと「AIの深さ」が必ずしも一致しないところです。


OwnJournal——プライベートな長期分析を最安で

💚 無料 · Plus 年額19.99ドル
OwnJournalアプリのスクリーンショット

OwnJournal は、プライバシーを最優先に据えた日記アプリです。ストレージ持ち込み型(BYOS)という仕組みを採用していて、書いた内容がOwnJournalのサーバーを通ることは一切ありません。

データは自分のGoogle Drive、Dropbox、Nextcloud、iCloudに暗号化された状態で保存され、復号鍵を持つのは利用者本人だけ。アプリ自体も AGPL-3.0ライセンス のもとで完全にオープンソース化されています。つまり、プライバシーに関する主張を誰でも独立に検証できる、ということです。

目玉機能はトレンド分析。名前から受ける印象以上に、作り込まれています。

OwnJournalはまず、書いた日記を1本ずつ個別に分析します。中心にある感情、繰り返し出てくるトピック、感情スコア、書き方のパターンを抽出する仕組みです。

ここで大事なのは、これらのメタデータがすべて端末内に保存される点です。外に出ることはありません。トレンド分析を実行すると、アプリはそのメタデータを期間ごとに集計し、集計された統計情報だけを(生のテキストは送らずに)送って、文章としての気づきを生成します。

出力されるのは、ひとまとまりの期間レビュー。全体的な気分の傾向、3〜5個の実行しやすい気づき、注目したいテーマ、締めくくりの振り返り——という構成で返ってきます。

対象期間は自由に選べます。直近30日、90日、1年、あるいは任意の範囲。分析には最低8本分の記録が必要で、実行できるのは週1回までです。

ドーパミン中毒になるような機能ではなく、週に一度じっくり取り組む習慣として位置づけられています。

この比較の中で、運営会社が仕組みとして書いた内容を読めないクラウド型AI日記アプリは、OwnJournalだけです——データは自分のクラウドに残り、OwnJournalのサーバーには一切置かれません。

もう一つの機能、アクティビティ・気分相関分析は、記録したアクティビティ(15カテゴリ)のうち、どれが気分の良し悪しと統計的に関連しているかを可視化します。こちらは端末内だけで計算され、AIの呼び出しは一切ありません。

無料プランには、書く本数制限なし、エンドツーエンド暗号化、気分トラッキングの統計、端末台数無制限のマルチデバイス同期が含まれます。Plus機能——トレンド分析、1本ごとのAI分析、アクティビティ・気分相関分析——は年額19.99ドルのプランで使えます。

これは、この比較の中ではっきりと最安のAI価格です。

OwnJournalはAndroid、Web、デスクトップで動きます。iOSは近日対応予定とされています。

✅ 強み⚠️ 注意点
ゼロ知識プライバシー——運営会社が書いた内容を読めないiOSアプリはまだない
この比較で最安のAIプラン(年額19.99ドル)会話型AIや音声日記はない
トレンド分析が数か月分のデータを文章の気づきにまとめるトレンド分析には8本以上の記録が必要
オープンソース——プライバシー主張を独立に検証可能無料プランにAI機能はなし
ストレージ持ち込み型——データは自分のクラウドに残る

**こんな方におすすめ:**Androidやデスクトップで日記を書いていて、プライバシーを大切にしながら、本格的な長期パターン分析を最安のコストで手に入れたい方。

**向いていない方:**iPhoneアプリが必要な方、双方向の会話型AIがほしい方、音声日記を中心に使いたい方。

↓ 比較表でOwnJournalを見る


Rosebud——会話型AI日記でいちばん深い

💙 無料(制限あり)· 年額107.99ドル
Rosebudアプリのスクリーンショット

Rosebud は、数少ない本物の「AIファースト」な日記アプリです。真っ白なテキストボックスと決まりきったお題を並べるのではなく、書いた内容をもとにリアルタイムで追加の問いかけを重ねてきます。

腕のいいインタビュアーが、心の中にあるものを少しずつ引き出してくれる——そんな会話の進み方です。音声入力は20言語に対応していて、英語以外で使いたい方にとってもっとも選びやすい選択肢の一つです。

同社の公表によれば、2025年にシードラウンドで600万ドルを調達し、有料会員は7,500人超、処理した文字数は5億語を突破しているとのこと。1年もたたずに消えていくアプリも多いジャンルだけに、意味のある実績です。

RosebudのプライバシーへのスタンスはAI重視の製品としてはかなり厳格です。同社はAI事業者とBusiness Associate Agreement(BAA)およびZero Data Retention(ZDR)契約を結んでいると公表しています。つまり、書いた内容はAIで処理されるものの、基盤側のAIインフラには残らない、ということです。

書いた内容をAIモデルの学習に使わないことも明記されています。

ただ、いちばんの弱点は価格です。年額107.99ドル(年払いで月9ドル相当)と、ここで紹介する中では高めの部類に入ります。無料プランは制限が強く、継続的に使える無料枠というより体験版に近い位置づけです。

毎日書くタイプでAIとのやり取りの濃さを求める方にとっては、払う価値があります。たまにしか書かない方にとっては、少し正当化しづらい金額です。

✅ 強み⚠️ 注意点
追加質問が状況に応じて変わる会話型AI——決まりきったお題ではない年額107.99ドルはここで2番目に高い
20言語対応の音声日記無料プランはかなり制限されている
AI事業者とZDR契約を締結と公表デスクトップアプリやオフラインモードなし
書いた記録全体にわたるパターン認識

**こんな方におすすめ:**毎日日記を書いていて、双方向の濃いAI体験にお金を払う価値があると感じる方。

**向いていない方:**日記が不定期な方、予算を絞りたい方、会話の深さよりゼロ知識プライバシーを優先したい方。

↓ 比較表でRosebudを見る


Mindsera——思考の枠組みで深掘りするなら

💙 無料(Curious)· 年額129ドル
Mindseraアプリのスクリーンショット

Mindsera は、あえて知的な路線を突き詰めたAI日記アプリです。多くのアプリが感情の処理に焦点を当てる中、Mindseraは認知能力の向上を目的に設計されています。

50種類以上の構造化された分析の枠組み——第一原理思考、ストア派の振り返り、CBT Cognitive Journaling(認知療法にもとづく日記法)、後悔の最小化、ほか多数——が用意されていて、AIがそれらを書いた内容に当てはめて分析してくれます。

「AI Minds」機能は、複数の分析的視点を同時に見せてくれる仕組みです。いろいろな立場の助言者が書いた内容に反応してくれるパネル——そんなイメージで使えます。哲学的伝統ごとに性格づけされたAIメンターも用意されていて、振り返りの層がさらに厚くなります。

Mindseraは書き方のパターンを時間をかけて観察し、Big Five性格特性の評価も行います。このジャンルではほとんど見かけない、特徴的な機能です。

音声日記や紙のノートのスキャン取り込みは有料プランで使えます。同社は、利用者のデータをAIモデルの学習には使わないと明言しています。

年額129ドルは、この比較の中でもっとも高い価格帯。日記を日々の感情のはけ口ではなく、あえて知的な営みとして扱いたい方のための道具です。

MindseraはiOS、Android、Webで使えます。

✅ 強み⚠️ 注意点
50種以上の分析の枠組み——ここでもっとも構造化された設計年額129ドルでこの比較で最も高い
書き方のパターンからBig Five性格特性をトラッキングほかのアプリより使いこなしの難易度が高い
書いた内容をAI学習に使わないと明言感情的な温かさより臨床的な印象
有料プランで紙の日記のスキャン取り込みが可能音声日記は有料プラン限定

**こんな方におすすめ:**日記を、認知能力の向上と厳密な自己分析のための「整った道具」として使いたい方。

**向いていない方:**感情の処理や温かみのあるAIとのやり取りを求める方、会話型AIが好みの方、プレミアム価格を正当化しにくい方。

↓ 比較表でMindseraを見る


Day One Gold——Apple派にもっとも合う

💙 無料(Basic)· Silver 年額49.99ドル · Gold 年額74.99ドル
Day Oneアプリのスクリーンショット

Day One は、この比較の中でもっとも老舗の日記アプリです。Automatticによれば、15年の歴史を持ち、App Storeには15万件を超える五つ星レビューが寄せられ、Apple Design Awardも受賞しています。

AI機能を搭載したGoldプランは2026年4月8日に登場したばかり。このまとめ記事の中では最新の参入組です。

看板となるAI機能はDaily Chat。会話型AIがその日のことを聞き出し、やり取りの内容をそのまま日記に変換してくれます。音声モードはiPhoneとiPadで利用できて、話した内容をそのまま日記に起こしてくれるため、キーボード入力が一切いりません。

Go Deeperは、書いたばかりの内容に合わせて振り返りの問いかけを作ってくれる機能。Entry Highlightsは、その日に書いた記録からテーマや感情、印象的な出来事をまとめてくれる機能で、長めに書いた日でも核心を見失いにくくなります。

プライバシーの面では、Day Oneは書いた内容をAIモデルの学習には使わず、AIへのクエリ内容は処理後に削除すると表明しています。Apple Intelligenceに対応する端末では、Go Deeperや一部の機能を完全に端末内で動かせます——つまり、書いた内容がハードウェアの外に出ることが一切ない、ということです。

ただ、最大の注意点はエコシステムへの依存度の高さです。Daily Chatの音声モードは現時点でiPhoneとiPadのみ。AndroidやMacユーザーが使えるAI機能はかなり限定されます。

アプリ自体はiOS、Android、Mac、Windows、Web、Apple Watchで提供されています。

本サイトの Day One vs Journey 徹底比較 では、Goldプランに踏み切る前にDay Oneの基本的な日記機能を深掘りしています。気になる方はあわせてどうぞ。

✅ 強み⚠️ 注意点
もっとも信頼されているブランド——15年の実績Daily Chatの音声モードは現状iPhoneとiPadのみ
Apple Intelligenceによるオンデバイスでの実行が選べるGoldの年額74.99ドルはSilverから一気に上がる
書いた内容をAI学習に使わないと明言AI機能は2026年4月提供開始——まだ洗練の途中
マルチメディア日記が充実(写真、動画、音声、位置情報)AIは既存製品に追加された層
Apple Watchで使える

**こんな方におすすめ:**iPhoneやMacを使っていて、もっとも洗練され、実績のある日記アプリにAI機能が組み込まれたものを使いたい方。

**向いていない方:**主にAndroidを使っている方、日記全体にわたる深いAI分析がほしい方、出費をなるべく抑えたい方。

↓ 比較表でDay Oneを見る

続きを読む前に

日記アプリを選ぶうえでプライバシーが最優先なら、主要アプリの暗号化、データアクセス方針、社員のアクセス権までを掘り下げた別記事もご覧いただけます。


Reflectly——とにかく始めやすい

💙 無料(余裕あり)· 年額48〜60ドル程度
Reflectlyアプリのスクリーンショット

Reflectly は2018年にリリースされ、マーケティングで「AI日記」というフレーズを使いはじめた最初期のアプリの一つです。その日に起きたこと、それをどう感じたか、明日に持ち越したいことは何か——そういう構造化された日々のチェックインが中心的な使い方になります。

ポジティブ心理学とCBTの考え方が、問いかけの作りに反映されています。

ただ、ReflectlyのAIは、主にあらかじめ用意された問いかけシステムであって、書いた内容を適応的に分析する類いのものではありません。数週間にわたって書いた内容全体のパターンを見たり、1か月分の記録から文章としての気づきを作ったりはしません。

得意なのは、真っ白な日記のページを前にぼんやりと固まってしまう方のハードルを下げることです。

価格はプラットフォームによって変わり、だいたい年額48〜60ドルの範囲に収まります。iOS版はAndroid版より目に見えて高いのが実情です。カウントダウン付きの買い切りオプションが表示されることがありますが、この手の販売手法には慎重に向き合ったほうがよいでしょう。

ReflectlyはiOSとAndroid専用で、ウェブ版もデスクトップアプリもありません。

✅ 強み⚠️ 注意点
もっとも始めやすい——構造化された日々のフォーマットAIが浅い——書いた記録全体にわたるパターン分析なし
無料プランに余裕があるウェブ版とデスクトップ版なし
CBTの考え方を反映した問いかけ構成iOSとAndroidで価格にかなり差がある
プライバシーポリシーが明確に公表されていない

**こんな方におすすめ:**真っ白なページを前に書き始められない初心者で、構造化された日々のモバイルチェックインを使いたい方。

**向いていない方:**書いた内容の本格的なAI分析がほしい方、デスクトップやウェブで使いたい方、プライバシーに関する明確な公表を重視する方。

↓ 比較表でReflectlyを見る


Stoic——哲学ベースの振り返りで整える

💚 無料 · 年額30ドル程度
Stoicアプリのスクリーンショット

Stoic は、日記ジャンルでも上位の利用者数を持つアプリの一つだと公表されています。同社によれば、利用者300万人超、App Storeの評価4.8、100か国以上で「今日のアプリ」に選出されています。

朝と夜のガイド付き振り返りに、哲学ベースのAIによる問いかけと、気分・習慣のトラッキングを組み合わせた作りです。

AIの層は、ここで紹介している他のアプリに比べると軽め。Stoicは最近、10人のAIメンターからの異なる哲学的視点に基づいたパーソナライズされたAI日記生成機能を追加しました。

アプリは気分データとトラッキング中の習慣・活動を関連づけて、ビジュアルなダッシュボードにパターンを映し出します。AIが会話をしたり、書いた内容全体のテキストを深く分析したりするわけではありません。

Stoicの有料プランは年額30ドル程度。OwnJournalのAIプラン(19.99ドル)より少し高いものの、RosebudやMindseraよりははっきり安い水準です。

ただし差別化要因として大きいのは、むしろ無料プランのほうです。基本的な日記機能、哲学ベースのガイド付きお題、気分トラッキングのすべてがサブスク登録なしで使えます。

✅ 強み⚠️ 注意点
中身のある無料プラン——ガイド付きお題と気分トラッキングが無料で使えるAIはRosebud、Mindsera、OwnJournalより軽め
利用者300万人超、App Store評価4.8暗号化の詳細が明確に公表されていない
哲学ベースのガイド付き枠組み:CBT、ストア哲学、感謝深い長期パターン分析には向かない
iOS、Android、macOS、Web、Apple Watchで使える

**こんな方におすすめ:**哲学ベースの日々の振り返りと習慣トラッキングを使いたい方。とくに、OwnJournalがまだ使えないiOSやmacOSの方。

**向いていない方:**深いパターン分析や会話型AIを求める方、暗号化とデータの扱いについて明確な公表を重視する方。

↓ 比較表でStoicを見る


Apple Journal——iPhoneでいちばん使える無料アプリ

💚 完全無料
Apple Journalアプリのスクリーンショット

Apple Journal は、Appleが純正で提供している日記アプリです。iOS 17以降のiPhoneとiPad、そしてMacで無料で使えます。有料プランも、アップセルも、プレミアム機能もありません。

実は、Apple Journalの「AI」は、この比較に登場する他のアプリとはそもそも種類が違います。書いた日記のテキストを読んだり分析したりすることは、一切ないからです。

代わりに、オンデバイスの機械学習がiPhone側のアクティビティデータ——ヘルスケアに記録されたランの履歴、その日の写真、聞いた音楽、訪れた場所——を拾い上げて、「こんなことを書いてみませんか」という提案として提示してくれます。書いた内容が言語モデルで処理されることはありません。

つまり、これはアクティビティに基づくお題提示であって、書いた内容そのものの分析ではないということです。Apple Journalは気分を記録全体で追ったり、書き方のパターンを認識したり、書いた内容から気づきを生成したりはしません。

その代わりに、真っ白なページ問題は確実に軽くしてくれます。その日に実際にあったことを目の前に見せて、「書いてみますか?」と尋ねてくれる——そういうアプリです。

書いた日記の中身をAppleが読めないことは、Appleの公式プライバシー資料 でも確認できます。

完全無料の製品として見れば、これは本当に役に立ちます。ただ、OwnJournal、Rosebud、Day One GoldのAIとはカテゴリそのものが違うことは、はっきり意識しておきたいところです。

いちばん大きな制約はプラットフォーム。Androidユーザーは使えません。

✅ 強み⚠️ 注意点
完全無料——サブスク課金なしiPhoneとiPadのみ——Android非対応
オンデバイスAI——書いた内容が端末外に出ない書いた記録全体のパターン分析なし
iPhoneと深く連携(写真、ワークアウト、音楽、位置情報)ウェブ版もWindows対応もなし
書いた日記のテキストを読んだり分析したりはしない

**こんな方におすすめ:**iPhoneで、毎日のさりげない提案付きの無料プライベート日記アプリを、継続コストゼロで使いたい方。

**向いていない方:**Androidを使う方、書いた記録全体の分析や長期的なパターン認識が必要な方、複数種類の端末にまたがって日記を書きたい方。

↓ 比較表でApple Journalを見る


AI日記アプリ7本の比較表

アプリ年額AIの深さ対応プラットフォーム音声入力書いた内容で学習する?
OwnJournal無料 / 19.99ドルトレンド・気分分析Android, Web, デスクトップなしできない(ゼロ知識設計)
Rosebud無料 / 107.99ドル会話型・適応的iOS, Android, Webあり(20言語)しないと明言
Mindsera無料 / 129ドル枠組み分析、Big FiveiOS, Android, Web有料プランのみしないと明言
Day One Gold無料 / 74.99ドル記録の分析+Daily ChatiOS, Android, Mac, Win, Web, Apple WatchiPhone/iPadのみしないと明言
Reflectly無料 / 48〜60ドル程度ガイド付きお題(軽め)iOS, Androidなし公表されていない
Stoic無料 / 30ドル程度AIお題+気分相関iOS, Android, macOS, Web, Apple Watchなし公表されていない
Apple Journal無料アクティビティ連動の提案(記録分析ではない)iPhone, iPad, Macなしできない(端末内処理のみ)

どのAI日記アプリを選ぶべきか

対応プラットフォームとプライバシーを一緒に考えれば、選択肢はたいていすぐに絞り込めて、頭のなかもスッキリしてきます。

iPhoneを使っている方で、サブスク登録不要の無料アプリがほしいなら、出発点はApple Journalです。もっと深いAI分析がほしくて課金もできるなら、iOSでもっとも洗練されている選択肢はDay One Gold——ただし、AI機能は2026年4月に始まったばかりである点には触れておきます。

Androidを使っている方や、端末を横断して使いたい方には、OwnJournalとRosebudが強い選択肢です。プライバシーと価格で勝つのがOwnJournal、会話の深さと音声入力で勝つのがRosebudです。

**プライバシーが決め手になる方へ。**この比較の中でクラウド型のゼロ知識設計を備えているのはOwnJournalだけです。書いた内容は端末から出る前に暗号化されて、自分のクラウドに保存されるため、契約で約束しているのではなく仕組み上、運営会社には原理的にアクセスできません。技術的な違いは、本サイトの 日記アプリのプライバシー解説 で詳しく説明しています。

いちばん濃いAI体験がほしくてコストは二の次という方にとっては、Rosebudの会話の深さとMindseraの分析の枠組みが、この比較の中でもっとも作り込まれています。

**予算が制約の方へ。**この比較で最安のAIプランは、OwnJournalの年額19.99ドル。Androidを使っているなら、迷わずこれです。次に手が届きやすいのはStoicの年額30ドル程度で、iOS、Android、macOSをカバーしています。

AIが自分の書く習慣に十分な価値を足してくれるかまだ確信が持てない方は、本サイトの 日記アプリ総合ベストガイド でAIなしの選択肢もご覧いただけます。

よくある質問

2026年、いちばんおすすめのAI日記アプリはどれですか?

使っている端末と何を重視するかで変わります。Androidやパソコンで、長期的なパターン分析をゼロ知識プライバシー付きで、しかも最安値で使いたいならOwnJournalがもっとも強い選択肢です。

会話型AIの深さを求めるならRosebud、iPhoneやMacで洗練された体験を求めるならDay One Goldが最適です。

AI日記アプリのプライバシーは大丈夫ですか?

アプリによって大きく差があります。OwnJournalはゼロ知識暗号化で自分のクラウドに書いた内容を保存するため、運営会社は読むことができません。Apple Journalはすべて端末内で処理します。

RosebudとMindseraは、書いた内容をAIの学習には使わないと明言しています。StoicとReflectlyはデータの扱いを明確には公表していません。詳しい内訳は本サイトの 日記アプリのプライバシー解説 をご覧ください。

無料でいちばん使えるAI日記アプリはどれですか?

Apple JournalはiOS 17以降のiPhoneが必要ですが、端末内で動くアクティビティ連動の提案が完全無料で使えます。OwnJournalの無料プランはエンドツーエンド暗号化付きで書き放題ですが、AI機能を使うには年額19.99ドルのPlusプランが必要です。StoicとReflectlyも、AIのお題機能つきで中身のある無料プランを用意しています。

AI日記アプリは、書いた内容をAIの学習に使いますか?

主要なアプリは使っていません。OwnJournalはゼロ知識設計のため、そもそも書いた内容にアクセスできません。

Rosebud、Mindsera、Day One Goldはいずれも、書いた内容をAI学習には使わないと明言しています。StoicとReflectlyはこの点を明確には公表していません。

AndroidでもAI日記アプリは使えますか?

OwnJournal、Rosebud、Mindsera、Reflectly、StoicはすべてAndroidに対応しています。Day One GoldはAndroidでのAI機能が限定的で、Daily Chatの音声モードは現状iPhoneとiPadのみです。Apple JournalはAndroid非対応です。

AI日記は普通の日記とどう違うのですか?

普通の日記はすべて自分で書き進めます。AI日記アプリは、書いた内容全体にわたるパターン認識、書いたことを踏まえたお題の提案、数週間から数か月分のデータを実用的な気づきへとまとめる機能を加えてくれます。いちばん役に立つAI機能は代わりに書いてくれるものではなく、自分の書いたものの中にあるパターンに気づかせてくれるものです。

結局のところ、AI日記アプリ選びは、自分の書く習慣にいちばん寄り添ってくれる相棒を見つける作業です。

今夜、寝る前の3分でいいので、上のリストから1本だけ選んでインストールしてみてください。Androidでプライバシー重視ならOwnJournal、iPhoneで無料ならApple Journal、濃いAIとの会話を求めるならRosebud——それで充分です。今週のうちに3本、書いてみる。トレンド分析やパターン認識は、ある程度の量がたまって初めて意味を持ちはじめます。早く始めるほど、早く自分のパターンが見えてきます。